主な研究

主な研究

ここでは,齋藤研究室で実施している主な研究を紹介します.電気系,機械力学系,熱エネルギー系の解析に共通できるエネルギーシステムの統一解析論を構築しています.また,この理論にAI,IoT,ITを技術を導入したシミュレーターを開発しています.

この活用を通じて未来社会の実現を可能とする「水素サプライチェーン」,「再生可能エネルギーを中心とした社会」,「ウイルスから人類を守ることができる安全な住空間」,「安全安心な食を提供できる食のサプライチェーン」等に必要不可欠な基礎研究から社会実装に至るまでの幅広い研究開発を展開しています.

エネルギーシステム統一解析論の構築
汎用エネルギーシミュレーター「Energy flow+M」の開発
水素エネルギー社会の構築
ヒートポンプ技術の最適化
マイクロチャンネル熱交換器の最適化
非平衡熱力学による熱流動現象の究明
二相流現象を活用した各種エネルギーデバイスの最適化
AI, IoTによるエネルギーシステムの高度化
再生可能エネルギーを活用した脱炭素社会の構築

主要外部資金獲得状況

NEDOや環境省のプロジェクトを中心に多くの大型研究を実施し,大学における基礎研究を社会実装してきました.

NEDO「低GWP冷媒を採用した次世代冷凍空調技術の実用化評価に関する研究開発」
2018-2022年度
2019年度早稲田リサーチアワード受賞(大型研究プロジェクト推進)
NEDO 未利用熱エネルギーの革新的活用技術開発「排熱実態の調査、研究開発/導入シナリオの検討、ヒートポンプ技術等の統合解析シミュレーション技術の構築」
2015-2023年度
環境省 CO2 排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業,「液式デシカントと水冷媒ヒートポンプの組合わせによる高効率空調システムの開発」
2016-2018年
環境省 「ノンフロン冷凍冷蔵空調機器の性能評価のためのシミュレーションの研究」
2014-2016年
NEDO 省エネルギー革新技術開発事業
「蒸気生成吸収ヒートポンプシステムの研究開発」
2010-2013年
NEDO 次世代型ヒートポンプシステム研究開発
「多様な未利用熱の活用を可能とした最適熱源切替型高効率高温循環ヒートポンプシステムに関する研究開発」
2010-2011年
民間企業との共同研究多数